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放置にもほどがある・・1年以上経ちました ごめんなさい。


by from_toshiko
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手作りのあんみつ

月に1度の和菓子教室。 この日がものすごく楽しみ。
理由は敢えて語るほどのことはありません。
単に「おいしい和菓子が食べれるから」。 ただそれだけ。

手作りのあんみつ_f0062649_1602837.jpg



先生は研究熱心で、材料の吟味にも妥協をしないタイプ。
お陰で毎回とってもおいしい和菓子をいただくことが出来ます。
この日はあんみつ作り。 寒天から手作りです。
抹茶アイスも手作り♪ ものすごくおいしいの♡

驚いたのは寒天作り。
棒寒天からではなく「天草・おごのり」から寒天成分を煮出して
寒天を作ったのです。 確か、昔 家庭科で習いました。 

問:寒天は何から出来ているか?2つ答えよ。

答:天草(てんぐさ)・おごのり  

その現物を初めて見ました~ しかもアメリカで。




手作りのあんみつ_f0062649_1611251.jpg

まさに海草! 煮出していくと、ほんのりと海の匂いが・・。
この時点では、寒天になったときにこの匂いがどうなっちゃうのか不安。。
煮出して寒天成分を抽出したらざるで漉します。

実験みたいに、棒寒天と粉寒天でも 寒天を作りました。

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手作りのあんみつ_f0062649_1624566.jpg



食べ比べてみたら・・・
もう、ダントツに天草・おごのりチームの圧勝!! 全然違う!
食感も、堅すぎず柔らかすぎず 程よく弾力があって後味にさわやかな
海の香り。 手作りの黒蜜の風味と混ざると 極上の味わい。
その違いは誰にでも容易にわかるはず。 それほど違いました。

棒寒天と、粉寒天も 違いはありました。棒寒天は風味はないけど食感はある。
粉寒天に至ると 風味もさることながら食感さえなくなって水っぽい。
人間の舌とは恐るべし。 おいしい寒天を食べてしまったら、今まで普通に
おいしいと食べていた粉寒天をまずいと思ってしまう・・。 ごめん、粉寒天。

手作りの黒蜜、先生が丹念に炊いたあんこ、抹茶がタップリ入った手作り抹茶
アイス、手作りの白玉、そして季節のフルーツの数々。
そこに、おいしいほうじ茶。 もう、とろけてしまいそうなほどに心から幸せ。
英語は相変わらず苦手だけど、このおいしさをわかる味覚を持つ日本人で
よかった~ そんな気分でした。。

授業料はお安くはないけど、月に1度 非日常なおいしさに出会えることを
思ったら・・・。贅沢だけど 許して、キム兄。

お土産に 天草・おごのりセットをいただきました。(写真はお土産)
大事にしすぎて たんすの肥やしにしないようにしなくっちゃ~。
しばらく日本に帰っていない、永住組の友達に作ってあげよう。
うまく出来るかな・・。

アメリカで和菓子作りを習うなんて~と 初めは思ってたけど、
その貴重さが充分に理解できるからこそ、ありがたみもひとしお。 
しかも、本格和菓子だよ♡
手軽に手に入らないからこそ、作ろうっていう気にもなるのです。私の場合。

来月はわらびもち。楽しみです♪
by from_toshiko | 2006-06-10 08:20 | オススメのもの